要点:まず、動かせないものから始めます。ドア、窓、ラジエーター、そして人が部屋を通り抜ける動線です。その動線を約90 cm(36 in)の幅で空け、動線にかからない、いちばん長い壁にソファを置きます。テレビからは画面の対角線の約1〜2.5倍離れて座り、明るい窓のまぶしさを避けましょう。ラグは、少なくともソファと椅子の前脚が乗る大きさを選びます。LDKでは、ソファとダイニングテーブルにそれぞれ専用のゾーンを設けます。ここに挙げる数字は一般的な目安であって、決まりではありません。優先すべきは、あなたの部屋と暮らし方です。
動かせないものから始める
家具より先に、次のものを間取り図に書き込みましょう。
- ドアと開く軌跡:ドアが開くときに描く弧の範囲は、空けておく必要があります。
- 通り抜ける動線:ドアからバルコニー、キッチン、ほかの部屋へ。多くの住まいでは、リビングが廊下も兼ねています。
- 窓:光がどこから入るか、窓台の高さ、窓がどちらに開くか。
- ラジエーターとコンセント:ラジエーターにぴったりつけたソファは熱をさえぎります。テレビの近くにはコンセントがほしいところです。
残った部分が、実際に家具を置けるスペースです。狭い住まいでは、それが長い壁1面と角1つだけということもよくあります。
まずソファを決める
残りはソファで決まります。3人掛けのソファは、ふつう幅200〜230 cm(79〜91 in)、奥行き85〜100 cm(33〜39 in)です。
- 途切れのない、いちばん長い壁に:たいていの小さな部屋でいちばん簡単な置き方で、動線は反対側に通します。
- 壁から離して:広めの部屋やLDKでは、ソファの背をダイニング側に向けて置けます。人が通るなら、後ろに通路を残しましょう。
- 窓の下に:背もたれが窓台より低く、ソファがラジエーターにぴったりついていなければ、うまくいきます。
ソファとテレビの距離
昔からの目安では、目から画面までを画面の対角線の約1.5〜2.5倍にします。4Kの画面なら、もっと近い約1〜1.5倍で見る人も多くいます。座ったときの頭の位置から測りましょう。
| 画面 | 近め、4K向け(約1〜1.5倍) | 従来の目安(約1.5〜2.5倍) |
|---|---|---|
| 43インチ(109 cm) | 約1.1〜1.6 m(3.5〜5.5 ft) | 約1.6〜2.7 m(5.5〜9 ft) |
| 55インチ(140 cm) | 約1.4〜2.1 m(4.5〜7 ft) | 約2.1〜3.5 m(7〜11.5 ft) |
| 65インチ(165 cm) | 約1.7〜2.5 m(5.5〜8 ft) | 約2.5〜4.1 m(8〜13.5 ft) |
距離と同じくらい大切なことが、あと2つあります。
- 高さ:画面の中央を、座ったときの目の高さの近く、多くの場合は床から約1 m(39 in)に。暖炉の上の高い位置に画面があると、一晩じゅう見上げることになります。
- まぶしさ:明るい窓の向かいのテレビには光が映り込み、背後に窓があると画面が暗く見えます。窓に対して横向きに置くのが、たいていいちばん楽です。
通路、ローテーブル、座る場所
| 対象 | 一般的な目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 部屋を通る主な動線 | 約90 cm(36 in)。約75 cm(30 in)を下回ると窮屈 | 2人、またはかごを持った1人が通る |
| あまり使わない通路 | 約60 cm(24 in) | 窓や棚に手を伸ばす |
| ソファの前面からローテーブルまで | 約40〜45 cm(16〜18 in) | 手が届く近さで、ひざが入る広さ |
| ローテーブルの長さ | ソファの幅の約半分から3分の2 | どの席からも手が届く |
| ダイニングテーブルの端から壁まで | 約75〜90 cm(30〜36 in)。後ろを人が通るならもっと | 椅子を引く |
ラグ
小さすぎるラグは、リビングでいちばんよくある失敗です。
- 前脚を乗せる:少なくともソファとすべての椅子の前脚がラグに乗るように。広めの部屋なら、すべての脚を。
- ソファより幅広く:少なくともソファと同じ幅に。
- 床の縁を残す:ラグと壁の間には床を見せましょう。目安は約20〜45 cm(8〜18 in)です。
- よくあるサイズ:英国とヨーロッパでは約160 × 230 cmと200 × 300 cm、米国では5 × 8 ftと8 × 10 ft。
ドアと窓がレイアウトを左右するところ
- 角にあるドア:その横の壁が空きます。いちばん楽なケースです。
- 長い壁の中央にあるドア:部屋が2つに分かれます。片側に座る場所、反対側に机やテーブルを。
- 2つのドア:廊下とバルコニーへのドアの間に動線ができます。ソファとローテーブルは、その線の外に置きましょう。
- 内開きの窓:ヨーロッパの多くの地域で一般的で、部屋の内側に向かって開きます。スタンドライトや観葉植物は離して置きましょう。
LDKのリビングとダイニング
新しい住まいの多くは、キッチン、テーブル、ソファを1つの部屋にまとめています。それでも、それぞれの部分に専用のスペースが必要です。
- ゾーン:それぞれに印をつけます。ソファの下にはラグ、テーブルの上には照明、ソファの背はリビング部分の境目に。
- ゾーンの間の通路:キッチンに背を向けたソファの後ろに約90 cm(36 in)あれば、動線がふさがりません。
- ゾーンごとの照明:ソファに明かりをつけたまま、キッチンを暗くできるように。
よくある失敗
- ソファの前にぽつんと敷いたラグ:どの家具の脚も乗っていない。
- ドアの開く範囲にソファ:またはバルコニーへの動線をふさぐソファ。
- 明るい窓の向かいのテレビ
- 天井の照明だけ:高さの違うスタンドライトがあってこそ、夜にくつろげる部屋になります。
レイアウトを3Dで試す
Flatwalkでは、自分の住まいの3D間取り図の中に、実在のショップの本物の家具を実寸で、価格とショップへのリンクつきで置けます。ソファをタップして、動かしたり、回したり、別のものに置き換えたりしたら、ドアから目線の高さで入ってみましょう。3Dの住まいの中にはメジャーがあります。ソファの前面とテーブルの端をタップすると、その間隔が表示されます。夜に備えてスタンドライトを置き、住所を入れれば午後の日差しがどこに落ちるかがわかります。
できないこともあります。Flatwalkはこれらの目安を代わりにチェックしてはくれませんし、画面までの距離も計算しません。間取りの正確さは、入力した寸法しだいです。
従来のプランナーにはない、Flatwalkの機能

照明
シーリングライト、スタンドライト、LEDテープを置いて、いちばんよく使う夜のリビングを確かめられます。

街の中のわが家
住所を入れると、地図にデータがある場所では周りの通りや建物が3Dで現れます。

住所に合わせた日当たり
午後の日差しがソファに当たるか、テレビの壁に当たるかを、日付と時刻ごとに確認できます。

自分の部屋に家具を1つ
ライブカメラや部屋の写真の中で、買う前にソファを実寸で自分の床に置いてみることができます。

細部まで
ドア、窓、ラジエーター、キッチンをパーツごとに組み立てるので、ソファの周りに実際の部屋がそのまま再現されます。

親指ひとつで
ソファをタップすると選択肢が出てきます。動かす、回す、別のものに置き換える。
スワイプしてもっと見る。画像はすべてアプリの実際の画面です。
住まい1つは無料
ほとんどの人が計画するのは1つの住まいです。それなら、Flatwalkは無料です。お試し期間のタイムリミットも、カードの登録もありません。住まいを描くこと、実寸の家具、メジャー、照明、日当たり、ウォークスルーがすべて含まれ、AIツールはそれぞれ1回ずつ無料で試せます。メンバーシップは、複数の住まいを計画したい人や、AIをもっと使いたい人のためのものです。
よくある質問
ソファとテレビはどれくらい離せばいいですか?よく使われる目安は、画面の対角線の約1.5〜2.5倍、4Kの画面なら約1〜1.5倍です。55インチの画面なら、およそ1.4〜3.5 m(4.5〜11.5 ft)になります。
ソファとローテーブルの間はどれくらい空ければいいですか?約40〜45 cm(16〜18 in)です。部屋を通る主な通路には約90 cm(36 in)を空けましょう。
リビングにはどのサイズのラグが必要ですか?少なくともソファと椅子の前脚が乗る大きさで、ソファと同じ幅以上、そしてラグと壁の間に床が見えるものです。
LDKのリビングとダイニングは、どうレイアウトすればいいですか?部分ごとにゾーンを分けます。ソファにはラグ、テーブルの上には照明、そして2つの間に約90 cm(36 in)の通路を。
Flatwalkなら、自分の住まいの3D間取り図の中で本物の家具を実寸で置いてリビングをレイアウトし、目線の高さで入ってみられます。住まい1つ分は無料です。Google Playで近日公開予定です。flatwalk.appで順番待ちリストにご登録ください。
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